WordPressでバックアップを取る方法-復元も簡単

今回はUpdraftPlusという、バックアッププラグインをご紹介します。

よく変更前には、必ずバックアップを取ってから行って下さいと書いてありますが、そもそもバックアップってどうやるの?という方に、ご紹介したいプラグインです。

この記事では
①UpdraftPlusの設定方法
②UpdraftPlusを使った、バックアップの復元方法3パターン
をご紹介します。

UpdraftPlusとは?

代表的なバックアッププラグインといえば、BackWPupがあります。

バックアップに関しては、一度設定すると自動でとってくれる為簡単ですが、復元が少し難しくなってきます。

ですので、いざという時に、復元まで簡単に出来る UpdraftPlus というプラグインをおすすめしたいと思います。


BackWPupとUpdraftPlusを比較

BackWPupは有効インストール数600,000+、評価もよく、最終更新も数日前ということで、安心して使えそうです。


UpdraftPlusは有効インストール数2万以上、評価も★5つと高評価、最終更新も数日前とこちらも信頼性が高いようです。


UpdraftPlus の設定

まずは UpdraftPlus をインストールします。

インストール方法がわからないという方は、下記関連記事を参考にしてみて下さい。

WordPressプラグインおすすめ8選

2019-06-28


左メニューの設定→UpdraftPlus Backupsをクリックします。


設定タブから設定します。バックアップスケジュールは、数時間単位・数週間単位・月単位と選べます。保持数も指定できます。

保持数はバックアップファイルを保持しておく数です。
例えば2に設定していた場合、3回目のバックアップの際1回目の古いバックアップが削除されるという具合に、常に2回分のバックファイルのみが保持されます。


保存先の選択

よく使うオンラインストレージはDropboxGoogle Driveが多いのではないかと思います。

無料版標準での使用容量は Dropbox2GBGoogle Drive15GBとなっている為、特に希望の保存先がない方は、 Google Drive をおすすめします

画面下へスクロールし、変更を保存をクリックします。


この ウィンドウがポップアップ するので、リンクをクリックし案内にしたがって、認証を済ませて下さい。


Complete setupをクリックします。


登録のメールアドレスを確認すると上の様なメールが届いています。

また設定画面上部に上図の様に、「成功:Google Driveアカウントを認証しました。」と確認できます。

成功の場合、設定画面のGoogleで認証では、上図のように「あなたはすでに認証されているようです」となっています。

以上で自動でバックアップを取る設定が完了しました。


手動でバックアップを取る方法

手動でバックアップを取ってみます。

Backupタブの「今すぐバックアップ」をクリックします。

手動バックアップ例1


↓↓↓

  • Include your database in the backup : 「データベース」をバックアップしたい時はチェック
  • Include your files in the backup : 「プラグイン」・「テーマ」・「アップロード」・「wp-contentの中に含まれる他のディレクトリ」の中でバックアップしたいものにチェック
  • このバックアップをリモートストレージに送信:保存先(今回の設定では、Googleドライブ)にバックアップを保存する場合はチェック
  • Only allow this backup to be deleted manually: 手動の削除のみを有効にしたい時にチェック


Only allow this backup to be deleted manually

設定で決めた制限保存数を超えても、削除せず、手動でのみ削除できるようにする場合はこちらにチェックします。

チェックをした場合、上図の様に鍵マークがつき、制限数を超えても削除されません。

今回バックアップの保持は2にしていますが、制限数になっても削除されていないのが、上図で確認できます。


手動バックアップ例2

「データベース・プラグイン・テーマ・アップロード・その他」のデータをバックアップしたい時は、上図の様にチェックし、今すぐバックアップをクリックします。


「バックアップは成功し完了しました。」と表示され完了です。


復元方法

①一番簡単な(基本となる)復元方法

復元をクリックします。


復元したい項目にチェックをし、復元をクリックします。(投稿記事のみ復元したい場合は、データベースのみチェックします。)


復元したいサイト名に間違いないか確認し、復元をクリックします。


Restore successful!と表示されていれば復元成功です。

②保存先からバックアップを復元する方法

保存先(Googleドライブ)でする事

Google ドライブのマイドライブ→UpdraftPlusをクリックします。


上図で確認できるように、Google Driveの保存先名は、無料版では、UpdraftPlusとなっています。

複数サイトで同じ保存先を設定している場合UpdraftPlusフォルダの中に全てのバックアップが保存されるので細心の注意が必要です。

右クリックし、ダウンロードをクリックします。

マウスオーバーするとサイト名が確認できますが、間違いがないように気を付けて下さい。

画面右下に上図が表示されたらダウンロード完了です。

まとめてダウンロードした際に5つファイルがない場合には、一つずつダウンロードしてみて下さい。


UpdraftPlus側でする事

「バックアップファイルをアップロード」をクリックします。


ファイルを選択で、先程ダウンロードしたzipファイルを選択し、開くをクリックします。


アップロードが完了しました。ここからは復元方法①と同じ手順となります。


③パソコンにダウンロードしておき復元する方法

上図①からパソコンへダウンロードしたいデータをクリックします。

「お使いのコンピュータにダウンロード」をクリック。


パソコンへダウンロード出来ました。

復元する際には先程ご紹介した②→①の手順となります。
(ダウンロードファイルをアップロードし、復元)

補足

パソコンへダウンロードしたファイルを保存先へアップロードする方法

上図のアップロードをクリックすると保存先のGoogleドライブへアップロードすることが出来ます。


バックアップしたファイルを削除

バックアップしたファイルを削除するには、上図の削除をクリックします。


この画面の際、デフォルトではリモートストレージからも削除にチェックがはいっています。

保存先の(今回はGoogleドライブ)データを消したくない時は、チェックを外してから削除をクリックして下さい。


バックアップを復元する様な自体はあまりないとは思いますし、ないほうがいいのですが、いざという時に復元まで簡単に出来るというのは、心強いですね。

それでは、最後までご覧頂きありがとうございました。