XAMPPでWordPressサイトの開発環境を構築する方法

XAMPPを使ってWordPressのローカル開発環境を構築すれば、サイト改修時の時にとても便利です。またこれからサイトを立ち上げたいと思っているけど、まずはどんなものか試しておきたいというかたにもおすすめです。

XAMPPの起動

XAMPP(Web アプリケーションの開発環境を構築するのに必要なソフトウェア)がインストールされていることが前提となります。

インストールがまだの方は、下記関連記事をご覧ください。

XAMPPのインストール

2020-11-02

Apache と MySQLのStartをクリック

起動したらPID(s)、Port(s)に数字が表示されます

MySQLのAdmin(上図の赤枠)をクリックするとphpMyAdmin(下図)の画面が表示されます。

ログイン画面が表示された場合、デフォルトでは、ユーザ名:root パスワード:未入力でログインできます。

パスワードを設定したい場合は下記関連記事をご参照ください。

XAMPPのインストール

2020-11-02

データベースの作成

WordPressをインストールする前に、データベースを作成します。

データベース名はなんでもいいのですが、ここでは、wordpressとしておきます。

照合順序は「utf8_general_ci」を選択し、作成をクリックします。

データベースが作成出来ました。

WordPressのインストール

WordPressのダウンロード

WordPress日本語版のサイトからWordpressをダウンロードします。

ダウンロードしたファイルの解凍

ファイルを右クリック→すべて展開をクリックし解凍します。

WordPressを構成するファイルやフォルダが作成されました。

WordPressフォルダの移動

解凍したwordpress-5.5.1-jaフォルダをクリックし、wordpressフォルダをコピーして貼り付けます。

保存先は、 C:¥xampp¥htdocs の直下です。

WordPressをインストールする

準備ができたので、XAMPPにWordpressをインストールします。

http://localhost/wordpress/にアクセスします。

C:¥xampp¥htdocsの直下におくフォルダ名を仮にwpとしたなら、http://localhost/wp/とアクセスします。

さあ、始めましょう!をクリックします。

上図の様にデータベースの情報を入力をし送信をクリックします。

wordpressは、データベースの中にテーブルという領域をつくってデータを保存します。
このテーブルを区別するためにテーブルの接頭辞が使われます。今回、テーブルの接頭辞の設定はwp_のままにします。

データベースと接続出来たら、上図のような画面が表示されるので、インストール実行をクリックします。

ユーザー名いがいは、後から変更できるのでサイト名など適当に入力します。(ログイン時にサイト名またはユーザー名パスワードが必要になるので控えておいて下さい。)

「検索エンジンでの表示」は検索結果に表示されるようにするためには、チェックを外しておきます。

WordPressにログインする

さきほど指定した、ユーザー名とパスワードを入力し、ログイン状態を保存するにチェックを入れログインをクリックします。

ログインできました。

次回からhttp://localhost/wordpress/wp-admin/でダッシュボードを開くことができます。
(wordpressのところは自分でつけたフォルダ名にして下さい。)

さきほど指定した、Wordpressの情報を変更したい時

メールアドレス・パスワード 左メニューのユーザー > プロフィール
サイトのタイトル : 設定 > 一般
検索エンジンでの表示 : 設定 > 表示設定
で変更できます。

以上でローカル環境でWordPressが使えるようになりました。

XAMPPを停止するときには、コントロールパネルのApacheとMySQLのStopをクリックし、Quitをクリックします。

終了時にエラーが出る場合は下記関連記事をご参照ください。

XAMPP終了時にエラーがでる

2020-11-09

最後までご覧頂きありがとうございます。