こちらの記事では、管理者でログインしていて、マルチサイトにしているわけでもないのに、外観にテーマ編集がないという場合の解決方法をご紹介します。
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上記でお困りの方はDISALLOW_FILE_EDITがtrueになっている場合からご覧ください。
テーマ編集が表示されない原因
原因としては以下の4つが考えられます。
- ユーザー権限が管理者でない場合
- ワードプレスをマルチサイトにしていて、 マルチサイトの子テーマの場合
- プラグインの影響
- DISALLOW_FILE_EDITがtrueになっている
対処方法
ユーザー権限が管理者でない場合
WordPressでは複数人でサイトを運営する際などのために、ユーザー権限を個別に設定することができます。権限は管理者・編集者・投稿者・寄稿者・購読者の5つから設定できますが、この中でテーマ編集の権限があるのは管理者だけです。
(左、スマホ上)編集者の左メニュー (右、スマホ下)管理者の左メニュー
対処法としては、管理者権限のあるユーザーでログインしユーザー権限を管理者に変更することです。
ユーザー権限を変更する
左メニューのユーザー→ユーザー一覧をクリックします。
ユーザー名をクリックし編集をクリックします。
管理者を選択し、左下のユーザーを更新をクリックします。
これでテーマ編集が表示されます。
マルチサイトの子テーマの場合
マルチサイトの子テーマのダッシュボードではテーマ編集は表示されません。
対処法としては、サイトネットワーク管理者のダッシュボードを開くことで表示できます。
サイトネットワーク管理者のダッシュボードを開く
上図は子サイトのダッシュボードです。テーマ編集がありません。
参加サイトにマウスオーバーしサイトネットワーク管理者→ダッシュボードをクリックします。
テーマ編集(テーマエディター)が表示されました。
プラグインが原因の場合
プラグインが原因の場合はインストール済みのプラグイン全て停止してみて、テーマ編集の確認をします。
表示されていた場合には、プラグインのどれかが原因ということになるので、一つずつ有効化していき、原因となっているプラグインを特定することで解決できます。
DISALLOW_FILE_EDITがtrueになっている場合
DISALLOW_FILE_EDIT( ファイルの変更を許可しない )がtrueになっている場合は false に変える事で解決できます。
FTPソフト「FileZilla」を使う為、インルトール・設定方法については、下記関連記事をご参照ください。
難しそうに思われますが 慎重に行えばとても簡単です 。ただ間違えたりすると大変ですので、行う際には バックアップを必ずとり、自己責任で行って下さい。
今回テーマ編集を表示させようとしていますが、復活したとしても、カスタマイズする際には、このFTPソフトを使ってカスタマイズすることをおすすめします。
理由は2点あります。
- FTPソフトなら何か問題が生じた際には変更前のものをアップロードしなおすだけで簡単に元にもどせる。
テーマ編集では書き間違えて画面が真っ白になってしまった時にどうにもできない。結局FTPソフトで修正することになる。
【追記】間違いがあるとエラー表示が出て、修正を求められるので、バックアップをきちんととっていればテーマ編集も安心して使えるかと思います。
慣れるととても役立つありがたいソフトです。
手順1
FileZillaを起動
画面 左がパソコン側 右がサーバー側のファイルです。
まずサーバー側にあるwp-config.phpをパソコン側にダウンロードします。
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どこでもいいのですが、分かり易いようにデスクトップにバックアップフォルダを作りました。
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パソコン側のバックアップフォルダを開くと空の状態なので上図のようになっています。ここへサーバー側の wp-config.php をドラッグするだけです。
これでダウンロードが完了しました。
手順2
ダウンロードした wp-config.php はコピーして1つは保存しておいて下さい。トラブルがあった際この wp-config.php をアップロードすれば、簡単に元に戻すことができます。
それでは早速 Brackets で wp-config.php を編集します。
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エディタで開くと DISALLOW_FILE_EDITがtrue になっていました。trueをfalseに書き直します。
以上で完了です。
手順3
編集した wp-config.php をサーバーにアップロードします。
パソコン側の 編集したwp-config.php をサーバー側にドラッグして上書きし、完了です。
確認したところ無事外観にテーマエディターがありました。
補足 エディタとは?
エディタとはパソコン上でプログラムを書くことのできるソフトです。Microsoft が開発しているVisual Studio Code(無料)・Adobe Systemsが開発するオープンソース (無料) のBracketsやSublime Text (無料)等があります。
今回の作業には必須となるので、いれていない方は 下記からダウンロードできます。
Visual Studio Code ・ Brackets ・ Sublime Text
sublimeを日本語化したい場合には下記関連記事をご覧ください。
以上となります。皆さんの解決に少しでも参考になれば幸いです。最後までご覧頂きありがとうございます。